しし座流星群が1998年11月17日に見せた、予想外の活動
1998年のしし座流星群は、11月18日午前4時に日本で極大を迎えると予想されていました。
11月17日は天候が悪かったこともあり、あまり観測している人はいませんでした。
ところが、その隙をついて大出現を開始したのです。
その日の明け方、一部の地域では天候に恵まれたこともあり、観測をしている人がいました。
そんな人たちの間から、「火球が次々に飛んでいる」という報告があったのです。
火球は流星の大きいものなので、それが次々に飛んでいるということは大出現が開始しているということ。
翌日にピークを迎えるという予想だったのですが、「ずれるのではないか」と考えられました。
そのまま、中東からヨーロッパにかけて大出現は続きました。
最大は日本時間の午前11時過ぎで、数百個もの流星が見えたのです。
日本でピークになるという予想から、10数時間早まりました。
ちなみに、このとき大西洋のカナリア諸島で「2000個もの流星が観測された」という情報が流れました。
しかし、後の調査で「6人が観測した数を合計したものである」と判明しています。