ヘラクレス誕生物語
ゼウスは、ある日「アルクメネ」という女性に惚れ、手を出そうとしました。
ところが、アルクメネにはアムトピュオンという婚約相手がいたので、そのままでは手を出せませんでした。
そこで、ゼウスはアムトピュオンが出かけているすきを狙って、彼に変身してアルクメネに言い寄ったのです。
アルクメネは、騙されてゼウスと結ばれました。
翌日、アムトピュオンが帰ってきてアルクメネに話を聞き、彼女は騙されていたことに気がつきました。
でも、時はすでに遅し。
アルクメネは、ヘラクレスとイピクレスを妊娠してしまったのです。
一方、ゼウスは「ペルセウスの子孫をミュケナイの王にする」と宣言してしまいました。
これに対して、ヘラが嫉妬したことで出産の女神エイレイティアを押しとどめ、アルクメネの出産は遅れたのです。
こうして、ヘラクレスの親戚であったエウリュスティスが先に誕生することになりました。
ゼウスは後悔しましたが、ステュクスの水にかけて誓ったことなので取り消せません。
ヘラクレスは、エウリュスティスの下で12の冒険をすることになったのです。