「反地球」は存在しないって本当?
SF小説では、地球の反対側に惑星があって文明が誕生しているという設定がときどきあります。
でも、地球の反対側には惑星が存在しないのです。
理由は、軌道の関係にあります。
惑星は円軌道を描いているように見えますが、実は楕円軌道を動いているため、場所によって速度が違うのです。
もしも反地球が存在しているとしたら、反対側にあるので軌道速度が違い、隠れていることはできません。
そのため、発見されてもおかしくないのです。
しかし、皆既日食でもそのような天体は観測されなかったので、「存在しない」と考えられています。
ちなみに、地球の反対側には惑星が存在しませんが、軌道上で60度離れた場所であれば存在可能です。
太陽と地球と惑星の重力が釣り合っているので、安定した軌道を辿れるからです(この点のことを「ラグランジュ点」といいます)。