はやぶさ2は新型コロナウイルスの影響で帰還できなくなるところだったって本当?
2019年11月にリュウグウを出発して、はやぶさ2は翌年の帰還に向けて地球へ飛んでいました。
しかし、翌年になって帰還が危ぶまれる事態になったのです。
それは、新型コロナウイルスの流行でした。
はやぶさ2のカプセルをオーストラリアに下ろすには、入国許可が必要だったのです。
ところが、新型コロナウイルスの流行で各国が国境を封鎖したので、チームメンバーがオーストラリアに入国できなくなる恐れがありました。
もしもそうなれば、せっかくサンプルを持ち帰ろうとしたのに地上へ到達させられなくなります。
はやぶさ2にとって、致命的なことです。
しかし、プロジェクトチームは有事に備えて秘策を用意していました。
スイングバイの要領で、はやぶさ2の軌道を1年に1度地球へ近づけるようにするという案です。
これなら、毎年帰還のチャンスはあります。
幸い、はやぶさ2のプロジェクトチームは特例で入国を許可されました。
そして、12月6日にカプセルを帰還させたのです。